自律神経の乱れが不調の原因かも

院長の話

今日は「自律神経の乱れが不調の原因かも?」というお話をさせていただきます。

最近「自律神経を整える」「自律神経失調症」などの言葉や本などを、あちらこちらで見かけることが増えました。

眠気、身体のだるさ、頭痛、便秘、動悸など‥

特に思い当たることは無いのに、なんとなく体調が良くない。

病院でも特に異常は無いといわれたが身体の不調が続くなど‥

「ストレスかな?」ですましておられる方はたくさんいることでしょう。

このような症状が出てしまうのはなぜでしょうか?

これは「自律神経の乱れ」の可能性があると考えられます。

自律神経は、身体の調子を整えてくれる神経で、内臓の働きや血液、免疫、睡眠などをコントロールしています。

日中や活動している時に活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしている時に活発になる「副交感神経」があります。

お互いがシーソーのようにバランスをとりながら、状況に応じて切り替えられているのですが、この切り替えがうまく出来なくなってくると、心身に様々な不調が現れやすいのです。

では、そもそも何故、自律神経は乱れてしまうのでしょうか?

これは、「ストレス」が大きな要因だと考えられます。

実は、交感神経と副交感神経の切り替えを行っているのは脳なのです。

脳がストレスを感じると、脳の働きが低下してしまい、自律神経に乱れが生じ、不調の原因となるのです。

自律神経を整えるためには、脳の働きが低下しないようにしなければなりません。 

おすすめの方法をお伝えさせていただきます。

【自律神経を整える為に その①】

〜質の良い睡眠を心がける〜

睡眠中は副交感神経に切り替わりますので寝室の環境が大切です。

・頭の側にコンセントを置かない

・スマートフォンは近くに置かない

脳からの指令(電気信号)で体の様々な器官は動きます。

頭の近くに電気的に乱れるものは置かない方がいいのです。

・就寝時のパジャマなどもオーガニックのものにされた方がよりよい睡眠を得ることができます。

【自律神経を整える為に その②】

〜適度な運動をする〜

おすすめの運動は「10秒ダッシュ」です。

11回「10秒ダッシュ」をしてからウォーキングなどの有酸素運動をしてみてください。

無酸素運動をすることによって脳から成長ホルモンが出て身体を整えてくれます。

【自律神経を整える為に その③】

〜呼吸を意識する〜

普段は浅い呼吸になっています。

意識していただきたいのは「息を吐くとき」です。

息を吐く時に、プラス最後にもう一息吐くことを意識してみて下さい。

吐き切ることによって、脈もゆっくりとなり副交感神経に切り替わりやすくなります。

【自律神経を整える為に その④】

〜ストレスをためない考え方を心がける〜

人間は基本的にマイナス思考が強い生き物です。

「どうせ失敗する」「以前失敗した」など過去のイメージを引きづる傾向があります。

例えば、2択で選択しなければいけない時に、「失敗したらどうしよう」と考えるのではなく「どっちもいい」を前提に決断すれば、どんな結果になっても、全て良しという考え方ができます。

いかがでしたでしょうか。

ぜひ実践してみてください。

ただ、自律神経は意図的に切り替えるのは難しいので、あなたのペースで少しずつ出来ることから始めてみてください。

それでも、なかなか改善ができない場合は当院にご相談ください。

自律神経が整い、ネガティブなイメージに引っ張られないケアをご提供させていただきます。

ぜひ一度、お試しいただければと思います。

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