良質な睡眠のために

院長の話



今日は「睡眠のコツ」というお話をご紹介させていただきます。

「睡眠不足」
「寝つきがわるい」
「熟睡感がない」
「夜中に何度もトイレに立つ」
「寝起きがしんどい」など‥

以前は全く感じなかったそんな睡眠の症状も最近は気になるお悩みの一つという方もおられるのではないでしょうか?

特に社会人になると周辺環境や生活習慣が大きく変わり、ストレスも増えて参ります。

今回は「睡眠が大切とは思うけど、どうしたらいいのかわからない!なんとか改善したい!」という方に良質な睡眠をとるコツをお伝えしたいと思います。

睡眠不足を取り返そうとして、週末にたっぷり寝たものの疲れが取れないというご経験はございませんでしょうか?

良質な睡眠のとは「〇〇時間以上寝ればよい」というものではなく、朝起きた時にお身体が回復し、疲労感が解消されている状態をいいます。

睡眠=治る力です
睡眠力が高まると体はどんどん回復に向かいます。
睡眠の質を高めて参りましょう!

そのために何をすべきなのか?
おすすめの方法をご紹介させていただきます

(1)就寝前の飲食は避けましょう
私も経験がありますが、仕事が多忙で帰宅時間が遅くなり、遅い夕食をすませ慌ただしく就寝することがございます。

就寝前に食事をとると、本来お身体の回復に回されるエネルギーが消化吸収に使われてしまい、結果的に睡眠の質を落すことになり、体を回復させる力が落ちてしまうのです。

食事は就寝2時間前には済ませたいですね。

(2)ぬるめのお風呂にはいる
ぬるめのお風呂でリラックスすると、副交感神経優位に働き、眠りやすくなります。
体内温度が下がる過程で眠気に誘導されますのでスムーズに眠ることが出来ます。
※高温のお風呂は、逆に交感神経を活性化させてしまい睡眠を妨げてしまいます。

(3)就寝前の運動を心がける

お仕事頑張ってらっしゃるのは素晴らしいことですが、頭脳労働ばかりで肉体の疲れは少ないかもしれません。
そんな時は軽い運動をすることで、適度な疲労感が生まれ睡眠に入りやすくなります。

(4)枕元近くにある電化製品を遠ざける(スマホ・パソコン・電化製品・コンセントなど)

枕元に携帯などを置かれてないでしょうか?
目には見えませんが、実は電化製品からは電磁波がでております。
脳に影響を与え睡眠の質を下げるといわれています。
携帯電話の電源を切る、もしくはマナーモードにし、枕元から1メートル以上離しましょう。

(5)化学繊維の衣類を避ける

就寝時の寝具はどうされていますでしょうか?
衣類や寝具など肌に直接触れるものはなるべく天然素材のもの(麻や綿、ウール等)が良いといわれています。
化学繊維のもの(ポリエステル、ナイロン等)が肌に触れていると、体内の電気信号が乱れ睡眠が浅くなってしまう可能性があるのです。

いかがだったでしょうか?
睡眠のコツは日常生活のなかにヒントがございます。
ぜひ良質な睡眠で健康な体を整えて下さい。

ただ、毎日仕事や家事の中で、睡眠の質を高めることを習慣化したり、自律神経を整えていくというのは難しいということもあるでしょう。
あなたのペースで少しずつ出来ることから始めてください。

不眠症のご相談は当院でも多く頂きますが、早期に改善される方が大半です。
寝起きも良くなりますよ。

睡眠=治る力です!
睡眠力を高めていきましょう!

当院では、自律神経を整えることで、睡眠の質を高める施術をおこなっています。
ぜひお試しいただければと思います。

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