■食欲が収まらない状況の改善方法
食欲が収まらない?
食欲が治まらない状況とは、食事をとっているにも関わらず「何かを食べたい欲求」が強くなり、食べざるを得なくなってしまう状態を言います。
主にストレスを感じた時に起こりやすい反応です。
食欲が収まらない原因
“何かを食べたくなる欲求”が起きるのは、2つの理由が考えられます。
1点目は、体が栄養を欲している時です。空腹の時間が長く続くと、体内のエネルギーが不足します。すると脳から“エネルギーを補給しなさい”という命令が出されます。それが食欲となって感じられるのです。
食欲が湧く2点目の理由は、“食べること”でストレスから意識を逸らそうとする反応にあります。
どういうことかと言いますと、仕事で嫌なことがあっても、大好きなスイーツ(大好物)を食べている時は、そのことを忘れている。。。そのようなご経験はどなたにでもおありだと思います。
このようにヒトの体には、ストレスを受けると“好きなこと”を行ってストレスを一時的にでも誤魔化そうという仕組みが備わっているのです。
以上のことから、ストレスを受けた際の過剰な食欲(過食)の原因は、2点目の“ストレスから意識を逸らす反応”と言えます。
当院での改善方法
食欲が収まらない過食反応はストレスを受けた際に起きる訳ですから、根本的な改善方法はストレスの解消もしくは軽減にあります。
多くの方は、ストレス解消として趣味(好きなこと)によって気分転換を図っておられると思います。
それが、音楽鑑賞、読書、映画、テレビ、SNS、スポーツ、睡眠、入浴、買い物 …etc
と趣味・嗜好によって無数に存在しています。その中に“食べること”が含まれている方も多いでしょう。
適量を召し上がるだけで気持ちが満たされるのであれば差し支えないのですが、その量が膨大にならないとストレスが解消されない状態を“過食”と呼んでいます。
つまり、少量の食べ物では満たされないぐらい、大きなストレスを受けているという訳です。
セルフケアでは対処出来ないほどの大きなストレスを解消するために、当院では心理療法であるストレスセラピーを用いてご対応致します。
このセラピーの特徴は、現在受けておられるストレスを軽減することに加えて、新たなストレスを受けにくくする作用がある点です。
クライアント様からは、「今までイライラしていた場面でも冷静でいられた」というストレスの軽減から「食欲が落ち着いた」と過食の改善までをご実感いただいております。
ストレスが過剰な食欲を引き起こしている際は、一度ご相談頂ければと思います!