季節に関係なく一日に何個も氷を食べてしまう、体が冷えてしまうけどやめられないなど、異常に氷が食べたくなる症状のことを指します。
また、氷食症の人は高い確率で鉄欠乏性貧血を起こしています。
体のだるさや食欲低下、集中力低下、動悸や息切れなども伴うことがあります。
強迫症状(手洗い、ドアノブ拭き)も併発することもあります。

原因は諸説ございますが、当院では精神的なストレスが一番の原因だと考えています。
氷を食べた時のガリガリとした食感が知覚神経を刺激し、ストレスを緩和させるのです。
また、体温調節を司る自律神経の乱れも原因の一つだと考えています。
自律神経の乱れは、顔の火照りにも繋がり、冷却するために氷を必要以上に欲してしまうのです。
食生活の偏りによる鉄分不足から引き起こされることも考えられます。

当院では、まず体の歪みと自律神経を整え、体温調節機能を向上させます。
また、ストレスを緩和させる為のセラピーも数種類ご用意しておりますので、適切なものをクライアント様の状況に合わせてご提供しております。
また、お食事や生活習慣のアドバイスもさせていただき、改善を図ります。
一般的には原因がわかりにくい症状と言われていますが、心身への適切なアプローチで十分改善が期待できます。