甲状腺は、のどぼとけの下にある蝶が羽を広げた形をした臓器です。

身体の新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンというホルモンを作っています。

バセドウ病は、この甲状腺ホルモンが過剰に作られることで新陳代謝が過剰になる疾患で20～40代の女性に多く見られる病気です。

(逆に、甲状腺ホルモンの分泌量が減り不足すると、橋本病になります）

三大症状として、喉の腫れ、頻脈、眼球突出があります。

新陳代謝が過剰になり、ずっと運動しているような状態になりますので、多汗、食欲旺盛、高血圧、だるさ、息切れなどの症状も見られます。

そして、エネルギーが消費され続けるため体重減少を引き起こすことがあります。

バセドウ病は自己免疫疾患のひとつです。細菌やウイルスから体を守るための免疫が、自分の甲状腺を標的にしてしまうことで起きる病気です。

当院では、まずお体の歪みを整える施術で、筋肉や内臓への圧迫を取り除きます。

そして、自律神経(交感神経と副交感神経)を整えることで、交感神経が優位の状態が続き心身が常に緊張した状態を改善してまいります。

また、精神的ストレスも自律神経のバランスを乱す原因にもなりますので、ストレスケアを行なうことで過度なストレスを受けにくい状態にしてまいります。